はじめに
外国人が日本でドローン飛行の許可を取得する必要があるケースについて解説しています。特に重量と場所の要件に焦点を当てています。結論から申し上げると、日本のドローン規制は比較的厳しいですが、外国人でも適切な許可を取れば飛行可能です。
許可が必要なケース
ドローンの重量が100g以上で、かつ以下のいずれかの区域で飛行する場合に許可が必要になります。
- 空港などの周辺の空域(航空機の安全のため)
- 緊急用務空域(災害発生時など緊急活動用に指定された区域)
- 地表または水面から150m以上の高さの空域(航空機との衝突回避)
- 人口集中地区(DID)の上空(人や家屋が密集している地域)
確認方法
- 空港周辺や人口集中地区は「国土地理院の地図」または「ドローンマップJAPAN」アプリでチェック可能
- 緊急用務空域は国土交通省のXアカウントやウェブサイトで確認できる
- 国土地理院の地図は英語表示も可能
罰則
許可なく上記区域でドローンを飛ばした場合、航空法により50万円以下の罰金が課される場合があります。
その他の注意点
航空法以外にも、私有地の上空、小型無人機等飛行禁止法で禁止された区域、条例で禁止された区域などでの飛行制限あるため、事前のチェックが必要です。
YouTube動画、「ドローン許可は必要?① ~ 日本のドローン飛行の法律について ~」では、上記の内容についてより詳しく説明していますので是非ご覧ください。
(あおば総研 ドローンチャンネル:https://www.youtube.com/@AOBAsoken_Drone)