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ドローンのリモートIDについて

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リモートIDとは

リモートIDは、ドローンの識別情報を遠隔地から確認できる技術です。
ドローンが飛行中にその位置や識別情報を電波で送信し、地上の受信機でその情報を受け取ることができます。識別情報には、ドローンの製造番号、登録記号、位置、速度、高度などの情報が含まれます。
リモートIDにより、ドローンの安全な飛行管理が可能となります。

リモートIDの目的

1.飛行安全の確保
・ドローンの運航状況をリアルタイムで把握し、衝突回避や違法飛行の監視が可能。

2.法令遵守
・ 所有者情報の特定により、法令遵守の徹底を図ることが可能。

3.事故対応
・ 事故発生時に迅速な対応が可能。

技術的要件

1.送信機器
・ドローンに搭載され、識別情報を電波で送信します(位置情報はGPSで取得)。リモートIDを機器に内蔵している場合と外付けの場合があります。

2.受信機器
・地上で電波を受信し、ドローンの所有者等の情報を特定し、運行を監視します。

登録(書き込み)

1.リモートID搭載義務化
・リモートID特定区域や係留飛行等、一定の要件を満たした飛行以外のケースでは、リモートID情報を書き込んだ機器の搭載が義務付けられています。

2.登録(書き込み)手順
・リモートIDの書き込みは、国土交通省のポータルサイト、ドローン登録システム(DIPS)を利用し、機体登録・登録記号取得後に行います。
(1) 書き込みたい機体の「所有機体詳細」を表示する。
(2) リモートID情報を書き込む。
(3) 「機体一覧」画面で書込状況が「済み」となっていることを確認する。

罰則

ドローン機体を無登録のまま飛行させた場合と同様に、リモートID機能を搭載せずに飛行させた場合、所有者に対して「50万円以下の罰金又は1年以下の懲役」が科される可能性があります。

リモートIDは、ドローンの安全かつ適法な運用を確保し、迅速な事故対応をするために重要です。忘れずにリモートID機能の搭載をするようにしましょう。

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